今様々なアプリケーションやサービスが二段階認証を導入しています。
これはセキュリティ確保のためには非常に有効ですし、ユーザ、企業にとって重要です。
故に、時としてはこのセキュリティが強すぎて、例えば携帯電話を紛失した場合などに、しばらくそのサービスを使うことができなくなります。
たいていのサービスは二段階認証は選択性になっていて、有効化する/無効化する、は自己で判断することになります。
すべてをむやみに二段階認証をONにするのではなく、必要に応じうまく使っていきましょう。
前置き長くなりましたが、実は先日パリでiPhoneが盗難にあってしまい、様々なサービスへアクセスできなくなりました。
特に困ったのはApple ID。
仕方なく現地でiPhoneを新調したのですが、そのデバイスから自分のApple IDを利用しようとすると、二段階認証が求められます。
ちょうどMacも自宅においてきたので、確認しようがありません。
これには大変困りました。
結局帰国するまではApple IDにアクセスできませんでした。
同様にAmazonも二段階認証導入していたので、アカウントにアクセスできるのですが、購入時に二段階認証のコードを求められる。。
そのSMSの送付先が無くしたiPhoneの電話番号。しかも私はCMLinkというCMIのプリペイドサービスを使っていたので、SIMを紛失した場合に同じ番号で再発行することはできません。
よって、新しい電話番号をAmazonに登録したいのですが、それも二段階認証を求められる。。
バックアップで自宅電話番号を登録していたので、音声でコードを通知しようとしても、どうも自宅の050には何度やっても電話がこない。
困って結局はAmazonのカスタマセンターに電話することになりました。
電話は24時間なのかな?出たオペレーターは日本語をしゃべれる中国人?っぽい人。きちんと意思疎通はできますが、ちょっと不安になります。
事情を説明して、二段階認証を解除するためのメールを送る、となって電話は終わりました。
その後、Amazonからメールが届き、解除に必要な身分証のコピーをファイルで送付して、現在解除されるのを待っているところです。
ということで、二段階認証はとても有効な手段ですが、デバイスを紛失するとかなりの痛い目にあいます。
スマートフォンは今や単なる電話や小さなパソコンではありません。決済もできますし、様々なサービスを利用する身分証にもなっていますので、決して紛失しないように、最大限注意しましょう。
コメント
コメントを投稿